データベース全般


 「データベース(Database)」自体については、各種雑誌の「データベース特集」などを読んだほうが わかりやすいような気がします。なるべく絵が多くて、自分がすでに知っているものから近い説明が あるもの。たとえば、木村の手元にある雑誌類をざっとみても、以下のような特集があります。

また雑誌の記事や特集をひとつにまとめたムックも発売されています。こちらのほうは、雑誌よりももう少し入手しやすくなります。

プログラムを作った事がある人ならば、一般のファイルとデータベースの違い とか。Microsoft Officeを使ったことがある人ならばExcelとデータベースの違いがざっとわかって、通常仕事で使うような データベースはリレーショナルデータベース(RDB(MS))で、表がカラムと、行からできている。ということがわかればいいと思います。かなりおおざっぱですが。 各データベースベンダーも、データベース自体の説明をオンラインで行っていますので、それを利用するのもいいでしょう。

ただ雑誌は、入手したいと思ったときに入手できるとは限らないので、うまく雑誌の特集に巡り会えないような場合は、下記の本の中から 「ゼロから学ぶソフトウエア開発完全入門―オブジェクト指向からデータベースまで」と 「ファイル編成からSQLまで図解でわかるデータベースのすべて」 をおすすめしておきます。(同著者の後継本も同出版社からでているようです)。 前者は、プログラミングの諸要素の一部としてデータベースをとらえた物で、かなりコンパクトにまとまっています。 元々各章は、日経ソフトウエア記事を初出とするものです。後者はデータベース自体に言及した物です。

また「萌え系」の表紙、絵柄が気にならない人であれば「マンガでわかるデータベース」は結構おすすめです。マンガ自体も、説明内容も無理なく、 気軽に全体像を知りたい人には良いでしょう。

 大園さんの本は、本の流れ、試み自体は評価できますが、誤字・脱字、図表の間違い等が多すぎます。手元に持っているのは初版です。また「データベースおもしろ講座」 も講座形式というのは面白いですが、いかんせん初版が古く、内容的に現在にマッチしない部分(4GL)があり、 また著者の所属するリコーのG-Baseというデータベースの記述があり、これらは現状のほとんどの人にとって不要でしょう。


初心者用の本


初〜中級の本


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本ページの著者: 木村明治(KIMURA, Meiji)